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臨床心理士が面接で行う「臨床心理学」を基礎とした相談・支援の方法
発達に問題をもつお子さんに対する指導は、いろいろな形態があります。
まず、その対象で考えると、保護者のご相談を受け、そのお気持ちを受けとめ、具体的な対処法をご説明するもの、そして、お子さんに対して具体的な指導するものに分かれます。
お子さんに対する指導方法では、発達心理学的な知識に基づき、発達上の遅れや偏りに働きかけるもの、生活の中で問題となる具体的な行動に焦点をあて、学習理論に基づいた方法でその行動の改善をめざすもの、社会性の問題に焦点をあて、少人数の集団で、人とのやりとりなどをうながすものなどがあります。
いずれにしても、1年、2年といった長期にわたる指導が必要となることが一般的です。
小学校入学までの幼児期は保健所をはじめ、各自治体でもこのような指導を行う場が用意されていると思います。
入学後は民間の機関になりますが、保護者の希望にあうところを探すことが大切だと思います。